2001年12月


Archives

12月4日

『ミーツ』の江さんと三宮で打ち合わせ。 最初は湊川の居酒屋「丸萬」。 「街のひと」江さんのご案内であるから、美味しいもの...


12月5日

大学院のゼミは「中村天風」先生がテーマ。 天風先生は私の師匠の多田宏先生のさらにお師匠さまであるから、ウチダは天風先生の...


12月6日

眠い。 明け方四時頃に目が醒めて、しばらく寝付けなかったので睡眠不足である。 私はこのところ9時間から10時間爆睡してい...


12月7日

甲野善紀先生の講演会。 午後3時少し過ぎに、朝日新聞の石井論説委員とごいっしょに甲野先生がタクシーで到着。石井さんは甲野...


12月8日

早起きして、甲野先生を竹園ホテルまで迎えに行く。 昨日の話でいちばん面白かった「天運と税金」の話を続ける。 これは天運の...


12月9日

「甲野先生効果」で爆睡。9時間眠ってぱっちり目が醒めたら快晴。 昨日一昨日と、ほんとうは心配ごとがあって、ふだんであれば...


12月10日

快晴。午前中はお掃除、お洗濯、お買い物。 映画論をばりばり書いていたら、文春新書からS津さんという編集者がやってきたので...


12月11日

大学院のゼミは世阿弥の『風姿花伝』。 身体論として読むつもりだったが、改めて読み返してみて、すごい芸論だと思った。 私が...


12月12日

12のぞろ目の日は久保山裕司くんの命日である。 1996年の12月12日に久保山くんは長い闘病生活のあと、癌で亡くなった...


12月13日

ゼミ面接三日目。 去年がのべ48人、今年もそれくらい来るかなと思っていたのであるが、昨日までで36人。最終日の今日は12...


12月14日

赤穂浪士討ち入りの日であるが、わが友難波江和英さんの教授昇任が決定しためでたい日でもある。 このめでたさに至るには長い苦...


12月16日

谷口なをさんと長井博之さんの結婚披露パーティが三宮の東天紅である。 谷口さんは女学院合気道会の第一号会員であり、つまり神...


12月17日

名古屋大学集中講義第一日目。 一年前の書いたシラバスでは「物語の精神分析」としてあったのであるが、お題は「映画の構造分析...


12月18日

酔ってしまったので仕事はできないし、テレビをつけてもつまらないので、10時に就寝。疲れていたのかそのまま7時まで爆睡。 ...


12月19日

『大脱走』を解読する講義の最中にいきなり「エクリチュールの絶頂」が訪れ、次々とアイディアが浮かんでくる。「三組の三人組」...


12月21日

名古屋での集中講義の最終日。 『北北西に進路を取れ』と『サイコ』が素材。 用意していたノートは結局ほとんど使わず、ホテル...


12月22日

一週間の名古屋暮らしを終えて神戸に帰ってきました。 やはり六甲が見えるとほっとする。 とりあえずばりばりに凝り固まった身...


12月23日

 名古屋のホテル暮らしでも今回はシグマリオンのおかげでインターネットができる。  毎晩、寝しなにウィスキーをのみながら鈴...


12月24日

Merry Christmas といってもどこにも出かけず家で大掃除。 クリスマス気分を出すべく「クリスマス・ソングス」...


12月25日

「ひとりきりのクリスマスイブ」の翌日はお客さん雑踏の合気道会納会である。 今年は土曜ではなく週日の納会となったので、やや...


12月26日

納会の翌日は泊まり込み部隊とともに大掃除というのがここ数年の習いである。 今回は四名が大掃除に参加してくれた。 たいして...


12月27日

今日も忙しい。 まず年賀状を作成して、宛名書き。それから郵便局と大学で用足しをして、昨日上野先生から持ち込まれたトラブル...


12月28日

大阪能楽会館へ養成会の発表会を見に行く。 能二番、『鍾馗』と『猩々乱』。狂言『蝸牛』。それに素囃子と独鼓『鵺(ぬえ)』。...


12月29日

やっと年賀状書きが終わった。とりあえず250枚。 クスミ先生は毎年1000枚書くそうだ。去年の年賀状には「いま220枚目...


12月30日

年賀状書きが終わって暇になったので、ばりばりと原稿を書く。 まず『ミーツ』の三月号の原稿を書き上げる。 それから晶文社の...


12月31日

不思議な夢を見た。 これまで自分の見た夢の話なんかしたことないし、他人が夢の話をしているとうるさがって聞き流してきた私で...